いのちつなぐ

危機に瀕した動植物「ウシモツゴ」

ウシモツゴ

 東海地方に分布し、生息地は10カ所ほどにまで狭められている。もともとため池や水田周りの水路などに生息しており、人と共に暮らす里山の魚と言える。しかしそれらの整備が生息場所を奪い、ブルーギルやブラックバスの放流が追い打ちをかけている。中部地方の水族館などで種の保全をしているが、生息地の保全は難しい。以前は佃煮にされていたが、現代では淡水魚食の文化も失われ、それもウシモツゴへの関心が薄れた原因と言えよう。かつては、モロコ、クチボソ、ケンカモロコなどいくつもの別名を持つほど親しまれていた。

写真家 山博好

一覧に戻る

2016 愛知環境賞

第75回 中日農業賞

地球のいのち、つないでいこう

中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ