いのちつなぐ

危機に瀕した動植物「アカウミガメ」

アカウミガメ

 今まさにアカウミガメの繁殖シーズン。日本が主要な繁殖地でありながら、繁殖場所の自然海岸は減り続けている。ダムにより砂が供給されずに、わずかに残っている砂浜すらやせ細って産卵場所が水没するという問題が起きている。さらなる課題は地球温暖化だ。ウミガメをはじめとして爬虫類は、発生中の卵の温度で性別が決まるものがある。アカウミガメでは29℃でオスとメスの割合が半々になる。温暖化で地温が30℃以上に高くなると、メスばかりになる可能性が高い。最近の猛暑続きではオスが減って、ペアになれないウミガメが増えてしまうのだ。

写真家 山博好

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