いのちつなぐ

危機に瀕した動植物「タンチョウ」

タンチョウ

 中部地方に暮らす我々にはあまり縁がない鳥に感じるかもしれない。しかし、江戸時代の絵図などに全国でタンチョウの絵が見られる。もっともサギ類やコウノトリの頭を赤く塗ったような間違った絵もあるらしい。今は北海道東部のみに生息するが、当時は道東で繁殖し、越冬のためにこちらまで渡って来ていたとも考えられる。一時は絶滅したと思われていたが、現在1,250羽くらいにまで増えた。しかし、最低1万羽にならないと安心はできない。事実世界のタンチョウのおよそ半分が道東にいるということは、ウィルス感染などで一気に絶滅しないとも限らないのだ。

写真家 髙山 博好

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