インタビュー

持続可能な豊かな社会をつくるネットワーク統括責任者 鶴岡 朗さん

愛知が持つ自然環境の素晴らしさを 子どもたちにももっと知ってほしい

環境への意識を高める、さまざまなプログラム

「KIDSアドベンチャーエコツアー2010北海道へGO!」の様子

 学生時代から30年近くにわたり、身近な自然への気づきや環境を大切にする啓発活動を続けています。私たちのほかにも、多くの団体がさまざまな活動をしています。愛知県内の45団体が加盟している「あいち自然環境団体・施設連絡協議会(あいち自然ネット)」は愛知万博での環境に対する意識の高まりをきっかけに発足した協議会で、民間だけでなく、行政からの参加により円滑な団体同士の情報共有が行われています。

 その協議会の会員である私たちの活動のひとつに、食品会社さんと連携してスタートした「田んぼの楽校」があります。田植えから稲刈りまで、田んぼを体験するプログラムで、お米はどのようにできあがるかを体感できる内容。自ら刈り取ったお米のありがたみはもちろん、環境に対する認識を深めるきっかけとして、子どもから大人まで、毎年多くの方が参加されています。

 ほかにも、水や食、エネルギーについてトータルで知ることのできる「なごや農樂校」など、年間を通じてプログラムを用意。どれも「すぐに生活を変えよう」というものではなく、今の生活を続けながら、楽しくできる環境への配慮を考えよう、と問いかけています。どんなに素晴らしい環境への取り組みも、長く続けていかなくては意味がないからです。

自然の息吹にあふれた作品づくり

 愛知県は、森も川も町も海もある、素晴らしいエリア。私たちはそれを“森川里海(もりかわさとみ)”と呼んでいます。自然環境が豊富だということの素晴らしさを少しでも感じていただけたらと思い、今回のViva地球EXPOでのワークショップを2種類考えました。ひとつは愛知県内の川辺でひとつずつ拾い集めてきた石に、アクリル絵の具や油性ペンなどで生き物のイラストを描いて完成させるオリジナルペーパーウェイトづくり。もうひとつは、潮にもまれ、美しくシェイプされて三河湾に漂着したビーチグラスに穴を開け、チェーンや皮ひもを通すペンダント作りです。

 どちらも、年齢問わず手軽に楽しめる内容で、完成した作品は自分だけのオリジナル作品として記念にもなります。持ち帰りやすいサイズで、親子での思い出づくりにもぴったり。ペーパーウェイトは川の美しさや悠久の流れを感じさせてくれますし、ペンダントは海の底知れないパワーと魅力を再認識させてくれます。できあがった作品は、いつもの日常生活で使い続けることで、使い込まれた風合いが生まれることでしょう。親子で一緒に環境について考えるきっかけとして、ぜひご家族で、気軽にご参加ください。

中日新聞朝刊 平成22年10月14日付掲載

※Viva地球EXPOイベントは終了いたしました。
 当日の模様は中日新聞紙面や中日環境netで紹介いたします。

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