目撃者たちの未来への伝言

地球の緑、身近な緑

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 地球温暖化の影響で、チベットの永久凍土が融け始めた。寒冷で凍りついた土壌は、地中に水分を貯える「天然の水がめ」である。凍土が融けると地表が陥没し、草原が枯れ、砂漠化が進む。それだけでなく、下流域に大洪水や干ばつをもたらす。チベットは中国大陸を縦断する長江や、東南アジアを潤すメコン河などアジアの大河の源流だ。その恩恵を受けて世界人口の4分の1の人々が生活している。永久とも思われた「命の水」に異変が始まった。日本では富士山の山頂付近の永久凍土も縮小しているという。

Eyewitness 野田雅也(フォトジャーナリスト)

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