中部の環境を考える

かがやけ☆あいちサスティナ研究所 スターバックス コーヒー ジャパン

共感し行動できる地域の仲間増やす

スターバックス コーヒー ジャパンの関根久仁子さん(前列右端)、和田直子さん(後列右端)、研究生の4人、ファシリテーターの白上昌子さん(前列左端)

 スターバックスは、「コミュニティへの貢献」「倫理的な調達」「環境面でのリーダーシップ」を三本柱として社会貢献活動に取り組んでいる。環境・社会・品質などのあらゆる面で責任を持って育てられ、倫理的に取引されたコーヒー豆を買い付けるという倫理的調達の割合は、99%に達している。

店舗ごとに取り組み

 スターバックスでは、パートナーと呼ばれる従業員が主体となって、各店舗が地域の特徴に合わせたコミュニティへの貢献に取り組んでいる。名古屋市内の名城公園店ストアマネージャー、和田直子さんは、「入居施設のスタッフが合同で毎月行っている名城公園の清掃への参加を店内のコミュニティボードで呼びかけ、公園を走っているランナーや主婦、お年寄りなどにも参加いただいています」と話す。

 こうした各店舗での活動をさらに発展させるため、「私たちの社会貢献活動に共感し、行動できる仲間を増やす企画の検討」をサスティナ研の研究課題とした。共に行動できる仲間をつくるプログラムの開発という目標に向けて、研究員は、いくつもの店舗を訪れて、パートナーやお客様へのヒアリングを重ねた。

店舗で活動する研究員たち

地域の共通目標を設定

 そして、協力的なお客様が多いことを実感した研究員たちは、店が目標を決めるのではなく、パートナーと地域の人たちが話し合って、地域の共通目標を設定し、一緒に活動を行うことで目標を達成していくという考えにたどり着き、具体的な方法を検討している。

 同社の店舗衛生・環境推進チームの関根久仁子さんは「共通目標という発想はなかった。素晴らしい」と手応えを感じている。

研究員の意気込み

 リーダーの中村陸さん(大同大)は「企画だけでなくプログラムの実行もしたい」、杉山綾香さん(愛知県立大)も「成果が目に見えるので、やる気がわきます」と、身近な店舗での取り組みに意欲を燃やす。萩野敦哉さん(中部大)は「学内の仲間との環境活動の経験を生かしたい」、堀尾茉那さん(愛知大)は「環境教育の場として店舗を活用したい」と、地域での環境活動の広がりを期待している。

中日新聞朝刊 平成29年11月22日付掲載

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