中部の環境を考える

かがやけ☆あいちサスティナ研究所 株式会社デンソー

交通安全にもつながるエコドライブの普及を

前列左からデンソーの上田さん、松下さん、渡辺さん、斉田さん、後列左からファシリテーターの秋田さんと研究員の4人

 デンソーはグローバルに事業を展開している自動車部品メーカーであり、製品、工場、社員、地域社会との共生の視点で様々な環境活動を推進している。交通安全活動にも以前から取り組んでおり、昨年6月に策定した環境方針「デンソーエコビジョン2025」では、交通安全にもつながるエコドライブの推進を積極的に取り組んでいく方針を打ち出した。

講習でエコドライブを習得

 従来から、車に取り付けてエコドライブができているかどうかをチェックする機器「エコサム」を社内で使用するなど、具体的な取り組みを行っている。同社安全衛生環境部課長の渡辺芳紀さんは「まず社員が手本になって、地域にもエコドライブを広げていきたい」と語る。

 今年度のサスティナ研の研究課題としても「エコドライブを社会全体が認知し、普及させる方法」が取り上げられた。研究員たちは、実際に「エコサム」を使用して自分や家族の普段の運転をチェック。エコドライブの講習を受けた後は、急加速、急減速をせず、なめらかな運転を心がけるなどエコドライブを意識した運転を行うことで、評価が大幅にアップすることを体験した。

ハートフルまつりで子どもと話す研究員

気軽に測定できる方法を検討

 研究員たちは、エコドライブを誰もが気軽に測定できるような方法や、デンソー社員による講習会の実施など、エコドライブの普及を検討。9月には、刈谷市の本社で開催された「デンソーグループハートフルまつり」に参加し、環境ブースで同社社員と一緒に活動するなど、提案の具体化に向け、精力的に活動を続けている。

研究員の意気込み

 リーダーの森稜太さん(名市大)は「環境にも安全にもいいエコドライブを普及させたい」、横田恵実さん(愛知淑徳大)も「エコドライブで環境にも人にもやさしい社会を実現したい」と強調する。森時人さん(東海学園大)も「環境活動の中でも一番身近で、広げていく意味は大きい」と語る。福田春菜さん(名城大)は「社員と地域の人と一緒にエコドライブを広げていきたい」と意気込む。

中日新聞朝刊 平成29年10月28日付掲載

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