中部の環境を考える

かがやけ☆あいちサスティナ研究所顧問(中日新聞 論説委員) 飯尾歩

私自身の未来のために

 サスティナとは、サスティナビリティー。持続可能性。21世紀の最も大切なキーワード。

 1992年、ブラジル・リオデジャネイロで開催された「地球サミット」。居並ぶ各国の首脳を前に12歳の日系カナダ人少女が語った伝説のスピーチが思い出されます。

 「直し方のわからないものを、これ以上壊し続けるのはやめて」。産業革命以来およそ150年、私たちは、地球を汚し、壊し続けてきたのかもしれません。熱中症、大型化した台風の迷走、居座る豪雨……。この夏ほど、「地球を壊す」を実感したことはありません。

 もう直せないのでしょうか。サスティナ研は、大学生と企業が対等の立場に立って、地球の直し方を考える場、なのかもしれません。どこをどう直せば、地球を持続可能にできるのか。自分自身が社会の中心として活動すべき未来を今どうやって守るのか。学生たちは想像力を働かせ、未来の社会に身を置いて、課題解決にリアルに取り組みます。そして見つけた答えはそのまま、企業の持続可能性にもつながります。

中日新聞朝刊 平成29年8月26日付掲載

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