中部の環境を考える

かがやけ☆あいちサスティナ研究所 名鉄観光サービス株式会社

子どもを対象に環境ツアーの企画・実践を

今泉さん(前列右)、福井さん(前列左から2人目)をはじめとする名鉄観光サービスのみなさんと研究員4人、ファシリテーターの大塚さん(前列右から2人目)

 名鉄観光サービスは、持続可能な社会に向けて継続的に実施できる環境ツアーを生み出したく、昨年度のかがやけ☆あいちサスティナ研究所の研究課題を「持続可能な社会に向けて「環境」をテーマとした旅行商品を検討せよ」にした。

 研究員たちは、留学生と日本人学生、そして地域住民が交流しながら、愛知県新城市の大自然の中で農業を体験したり温泉につかったりして、 改めて日本の文化を見直す体験型のツアー「環交ツアー」を提案した。

ツアー企画を持ち寄る

 今年度の研究課題は「環境に配慮した子ども向けツアーを検討し、実践せよ」、であり、昨年はできなかった実践までを行う内容となっている。

 同社商品事業本部国内旅行部・課長の福井佳代さんは「今年は、体験を通して、ツアー参加者がどのような感想を持ったかを実感して欲しくて、実践を課題に含めました」という。

 第一回目のミーティングで、11月ごろに小学校低学年を対象とした日帰り体験ツアーを実施することを決め、二回目のミーティングでは、研究員それぞれがターゲットを絞った企画を持ち寄り、同社スタッフと意見交換した。

名鉄観光サービスの方の話を熱心に聴く研究員たち

旅行を通して今と未来をつなぐ

 「参加した子どもたちに、10年後にどうなっていてほしい?」という問いを投げかけた同社営業推進本部・副部長の今泉貴志さんは「研究員たちには、旅行という方法を用いて今と未来をつなぐコーディネーターとして、企画を考えてもらいたい」と、期待を寄せる。

 研究員たちは、9月中にはツアーの内容をまとめて、早期に募集を開始できるよう、情報収集しつつ企画を深めていく予定だ。

研究員の意気込み

 今年度は、愛知淑徳大学ビジネス学部 大塚英揮ゼミの学生4人がメンバーに。リーダーの中川久留望さんは「田舎で育って知った自然の楽しさを、ツアーに埋め込んでいきたい」といい、田中星奈さんは「好きな旅行で人と人、人と環境をつなげたい」と語る。山田凌哉さんは「記憶に残る楽しい旅行をつくりたい」、天野萌さんも「子どもたちに環境について記憶に残してもらえるよう、楽しめるツアーに」と、楽しさの大切さを強調している。

中日新聞朝刊 平成29年8月26日付掲載

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