中部の環境を考える

かがやけ☆あいちサスティナ研究所 株式会社三井住友銀行

環境配慮型モノづくり 応援するサービス検討

後列左から三井住友銀行の近藤さん、ホシザキの山田さん、中列左から三井住友銀行の清水さん、ホシザキの黒木さん、南山大の南川さん、前列が研究員たち

 三井住友銀行は、「環境」「次世代」「コミュニティ」をCSR(企業の社会的責任)の三本柱と位置づけ、環境課題に対しては、金融事業を通じた環境負荷軽減や環境リスクへの対応、環境ビジネスの推進などの取り組みを積極的に進めてきた。

 環境ビジネスとしては、環境配慮等の評価型融資に力を入れてきた。企業の環境配慮行動を独自の基準に基づいて評価し、融資条件に反映させるもので、2008年から開始した環境配慮等の評価型融資の取り組み実績は2015年度で約一兆六千億円となっている。

環境配慮型モノづくりを後押し

 こうした取り組みを一歩進めるために、昨年度からかがやけ☆あいちサスティナ研究所に参加した。「企業の環境経営を後押しするような新たな金融サービス」という研究課題に対して提案されたのが、「あいちエコもの+(プラス)」。環境に配慮してモノづくりを行っている県内の企業を対象に、学生の斬新な発想で製品をデザインしたり、PR用動画を制作したりするサービスだ。

ホシザキの担当の方から説明を受ける研究員たち

学生の斬新な発想で環境配慮企業をPR

 今年度は、その提案を具体化させる実践編として、「顧客の環境配慮型モノづくりを応援する企画」を課題とした。学生たちは、同行の顧客である製氷機や冷凍冷蔵庫などのメーカー、ホシザキの環境への取り組みを取材し、学生らしい提案を練り上げている。

 同行の名古屋法人ソリューションセンター長、近藤重敏さんは「環境配慮に熱心な会社を応援していきたい」という。法人戦略部部長(学校担当)の清水浩徳さんも「将来的にも学生の視点を取り入れていきたい」と期待している。

研究員の意気込み

 今年度のチームは、全員が南山大・南川和充ゼミの学生たち。リーダーの田中李歩さんは「より多くの人たちを巻き込んで活動していきたい」と語る。村松佳歩さんは「採用してもらえる提案を」、豊田幸恵さんも「面白いと思ってもらえる提案を」と意気込む。高橋柚乃さんは「メンバー同士が刺激し合っていいアイディアを」と、チーム力を強調する。

中日新聞朝刊 平成28年11月18日付掲載

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