中部の環境を考える

かがやけ☆あいちサスティナ研究所 東邦ガス株式会社

エコなライフスタイル伝えるイベント提案を

左からファシリテーターの長谷川さん、研究員の4人と東邦ガスの滝さん

 東邦ガスは、エネルギー事業者として、環境調和型社会の実現を経営方針に掲げ、環境負荷の低減に向けた様々な取組みを行っている。

エコ・クッキングをはじめ幅広い環境活動

 同社は、環境性に優れる天然ガスの普及やエネルギーの効率的利用の促進を通して、温室効果ガスの排出削減に貢献している。ガス供給の七割以上を占める工業・商業分野では、他燃料から天然ガスへの転換、高効率ボイラやコージェネレーション(熱電併給)の導入促進などに力を入れている。家庭用分野では、燃料電池システム「エネファーム」や省エネ診断の普及などを通して環境に優しい快適な暮らしの提案を進めている。また、ガス導管工事における3Rなど、資源循環にも積極的だ。

 こうした本業での取り組みの他に、エコ・クッキング活動やガスエネルギー館・ビオトープでの環境教育、社員・家族による里山保全活動をはじめ、地域への環境貢献に自治体とも連携して幅広く取り組んでいる。

東邦ガスの方の話を熱心に聴く研究員

環境活動の輪を広げるグループの発足

 しかし、こうした多くの環境活動は、一般の方々に十分に知られているとは言えない。そこで、昨年のかがやけ☆あいちサスティナ研究所では、環境活動の輪を広げる仕組みとして、同社と県民を環境活動でつなげる団体「エコティナ(エコロジー+サスティナブル)」が提案された。同社はこの提案を元に、地域の大学生と環境活動の企画グループ「NECT」を設立した。

 今年度の研究課題は、環境に対する意識向上・行動変容につながるイベントの検討。同社環境部の滝良太さんは「多くの人に環境に配慮した暮らしを広め、同時に東邦ガスの環境活動を知ってもらえる企画を、若い世代の自由な発想で提案してほしい」と期待を寄せる。

研究員の意気込み

 チーム・東邦ガスのリーダー、名古屋大大学院の山本大貴さんは「温暖化とエネルギーについて正しい情報を伝えたい」と語る。名古屋市立大の加藤祐希さんは「周りの人の意識を変えられるようなイベントを」、南山大の山田紗佑里さんは「身近なエコクッキングで環境アクションを」、名古屋工業大の清水万莉奈さんも「おもしろいと思ってもらえる提案を」と、効果的な提案を目指している。

中日新聞朝刊 平成28年9月10日付掲載

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