インタビュー

かがやけ☆あいちサスティナ研究所

サスティナ研だより

 この研究所は、近い将来、グローバルな視点を持った、地域の環境活動の担い手となる学生を育成するため、2015年8月に愛知県が立ち上げました。

 学生が研究員となり、5つのパートナー企業から提示された環境面での課題に対し、企業の現場での調査や担当者とのディスカッションを通して、解決のためのプランを提案するとともに、その成果を広くPRしています。

学生、社員、NPOが協力して課題解決

アイシングループ

 私たち研究員は、アイシングループが小学校高学年を対象に実施している「アイシン環境学習プログラム」をさらに効果的なものとするため、子どもたちが当プログラムを受講した後も継続的にエコライフを実施できる方策を検討するとともに、受講後の効果を検証するための評価方法に付いて検討しています。検討に当たっては、キャリア教育の専門家などさまざまな視点から学ぶことで「課題解決に大切なものは何か」ということを追求して考えています。

研究員とソニーイーエムシーエス代表取締役社長岸田光哉氏、スタッフの方々と記念撮影

ソニーイーエムシーエス

 ソニーイーエムシーエスでは、社員も参加する社会貢献活動が多くあります。“ソニーの森”における在来種の苗木を育てる活動や、近隣の小学校を対象とした「ものづくり教室」もその活動の一つです。今回の企業訪問を通じて、長い年月をかけて、森の保全を行っていることにとても驚きました。また、社員の方一人一人がボランティアで環境保全活動を行い、会社自体がその活動を推奨していることに、感銘を受けました。私たち研究員が社員の皆さんから受けた刺激を生かしソニーイーエムシーエスの活動を全国に広める方策を検討していきます。

実際にエコ・クッキング教室を体験する研究員

東邦ガス

 私たち研究員は、東邦ガスが総合エネルギー事業者として、今後取り組んでいくべき環境活動について考えています。東邦ガスは現在、親子向けの啓発イベントや学生向けの環境講座、ビオトープなどでの生物多様性保全をはじめさまざまな環境活動を行っています。それらの中で私たちが注目したのは、「環境保全」を日々の生活に密着した「食」に結びつけている「エコ・クッキング」活動です。私たちは、この取組みをさらに魅力的なものに発展させ、より多くの方に知っていただき、環境活動の輪が一層広がる方策を検討していきます。

三井住友銀行の社員の方と議論を重ねる研究員

三井住友銀行

 三井住友銀行は、企業の環境配慮状況を評価し、その結果に応じた条件で融資を行う「SMBC 環境配慮型評価融資」等の環境ビジネスを展開。

 同行から提示された「環境配慮企業を後押しする金融サービスの検討」という課題に対して、私たちは、環境に配慮した商品を作っている地元の中小企業を対象に、製品デザインなどを大学生が製作するサービスを受けられる融資特典「あいちエコもの+」を提案しました。

 県内の環境配慮企業を、金融サービスを通じて私たち大学生が応援することで、「人・経済・資源」が「まわる」社会の実現につながると考えます。

店頭で『eco!on』を調査する研究員

ユニーグループ・ホールディングス

 ユニーグループ・ホールディングスでは、プライベートブランド(PB)商品の中でも環境に配慮した商品を『eco!on』というブランドで販売しています。環境負荷の少ない安全・安心なPB商品を、実際に利用する主婦層に興味を持ってもらい、売り場で手に取ってもらう、そして実際に利用してもらえるようなプロモーションを「誰に・何を・どこで・どうやって」という具体性をもたせながら研究・提案しました。『eco!on』が広がることで、持続可能な社会の実現につながればいいと思います。

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2016 愛知環境賞

第75回 中日農業賞

地球のいのち、つないでいこう

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