インタビュー

きさらぎの里を守る会

古道を復元し、里山再生に情熱

 緑が再生するという意味も持つ『きさらぎ』。木曽川の源流のある長野県木祖村で、菅(すげ)古道の復元と、有休荒廃農地での農業の再生、炭焼きを主な活動にしている。昔は馬市場へ行くための生活道路だった菅古道。馬が人々の生活から消えるとともに藪が覆い、古道も消失。周辺の里山も放置林の状態に。藪を刈って古道を復元し、里山の間伐をして光を入れたら、イノシシなどの鳥獣被害が激減した。

 「山にエサが全くないのです。また落ち葉の量も少なく土肌がみえるほど。保水力を含め、本来の山の機能が完全に破壊されています。」と代表の小林栄次郎さん。沢の水量が減り、源流付近で土石流が多発していると話す。役場の協力もあり、古道は復活。今後は農地を増やし、美しい棚田と里山の風景を取り戻すとともに、農産物での地域ブランドを起こしたいと仲間たちの夢は広がる。

きさらぎの里を守る会

住所:長野県木曽郡木祖村菅1119(小林さん方)
TEL:090-1665-7852
E-mail:satoyama@kv.kiso.ne.jp

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