インタビュー

NPO法人山里文化研究所

「聞き書き」でつなぐ、山里の心

   美しい山並み。丁寧に積みあげられた薪。立ち上る煙―。心を癒してくれる山里の風景だ。その山里の美しさを、ただ眺めるだけでなく「かかわる」ことで、自然の恵みを生かす知恵としての山里文化を継承していきたいと、代表の清藤奈津子さんは考えている。

   たとえば、468枚の石積み棚田として有名な坂折棚田での石積み塾の開講や、郷土食の掘り起こし、栗など土地の木を利用した小物作りのワークショップと、活動は多岐に渡る。

   清藤さんが今後、最も力を注ぎたいのが、山里の営みに宿る知恵や技術を記録していく聞き書きだ。山里文化をしっかりと身につけている人々の高齢化が進み、記録として残せるのは、ここ10年程度といわれている。

   限りある資源が姿を消した後、再び必要とされるであろう山里の知恵や技術。「恵那・山里の聞き書き2008」(山里文化研究所編集・発行)には、自然の成長量だけを摂る持続可能な暮らし方が息づいている。この聞き書きを日本全国に広げていきたいと、研究所では執筆などの協力者を募っている。

NPO法人山里文化研究所

住所:岐阜県中津川市千旦林1522-125 メゾンオザワ102
交通:JR中央線「美乃坂本」下車、徒歩15分
ホームページ:山里文化研究所

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