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絶滅危惧種 ハリヨ守れ 池田で生息調査

2018年08月09日

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 環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている淡水魚「ハリヨ」の生息調査が、岐阜県揖斐郡池田町八幡のハリヨ繁殖地(県天然記念物)と流出河川の中川で行われた。地元住民でつくる「ハリヨを守る会」や池田高校科学部の生徒ら30人が参加した。

(写真)容器の中からハリヨを探す参加者ら=岐阜県揖斐郡池田町八幡で

 調査は1985年から実施し、決められた8地点で投網して捕獲したハリヨの数を記録する。川底から大きな容器に藻ごと水をすくい上げてハリヨだけを選別する作業で、参加者はハリヨのしま模様を見逃さないように、たもやざるで小魚を分けてバケツに移し替えた。

 今年の調査では計652匹のハリヨを確認。川の水位が低かった昨年より337匹少なかったが、一昨年に比べてほぼ3倍となった。

 池田高校1年のときから調査に参加している男子学生(19)=東海職業能力開発大学校専門2年=は「活動に参加してから地元にハリヨがいることを知った。保護に携われてうれしい」と話した。

 調査後はハリヨを研究している森誠一岐阜経済大教授を交えた座談会があった。(西村理紗)

中日新聞朝刊(岐阜) 8月9日付掲載

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