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セミの抜け殻探せ 飯田 自然変化観察に子どもら

2018年08月02日

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 長野県飯田市丸山町のかざこし子どもの森公園で1日、県環境保全研究所主催の「みんなで温暖化ウオッチ〜セミのぬけがらを探せ2018」があり、飯田下伊那地方から約20人が参加した。

(写真)セミの抜け殻を探す参加者たち

 毎年同じ時期に、同じ場所でセミの抜け殻数や種類を調べ、自然変化の観察に役立てる催しで2012年から行われている。参加者たちは講師の伊那谷自然友の会員、山田拓さん(76)=同県下伊那郡高森町=の説明を受けながら、園内のサクラやキリの木周辺で抜け殻を探した。木の幹や葉裏にしがみついたままの抜け殻のほか、台風12号の影響で落下したものも多く、子どもたちは木の根付近でたくさんの抜け殻を拾い集めていた。

 この後、園内施設でセミの種類や雌雄別に集計作業。49個を集めた飯田市上郷小1年の男子児童(6つ)は「たくさん集めることができてうれしかった。抜け殻で雄と雌が分かるのが勉強になった。みんなに教えてあげたい」と笑顔を見せていた。

 集計の結果、総数は289個。アブラゼミが259個で大半を占め、ツクツクボウシ8個、ニイニイゼミ7個、ヒグラシ4個、ミンミンゼミ1個の5種類が見つかった。

(写真)集めたセミの抜け殻の集計をする参加者=いずれも長野県飯田市のかざこし子どもの森公園で

 山田さんは「昨年(8月10日)は387個だったので、今年はかなり少ない。多い年、少ない年が現れるのはなぜかなど、継続的に調べる必要があるので、来年もぜひ参加してほしい」と呼び掛けていた。同調査は2〜10日にかけ、県内5会場で開かれる。 (須田唯仁)

中日新聞朝刊(長野) 8月2日付掲載

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