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鳥インフル完治 元気に 東山 コクチョウ、マガモ公開

2018年07月06日

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 東山動植物園(名古屋市千種区)は5日、2016年冬に高病原性鳥インフルエンザに感染したが、発症せず生き延びたコクチョウとマガモを再び公開した。池に放された2羽は早速泳いだり、水草をついばんだりして元気な姿を見せた。園によると、一度感染した鳥が完治し、再び公開されるのは、国内の動物園では初めて。

(写真)鳥インフルエンザに感染したが生き延び、古代池に放たれたコクチョウ(手前)とマガモ=名古屋市千種区の東山動植物園で

 2羽が公開された「古代池」は、ウイルスを持った渡り鳥の飛来による感染を防ぐためのネットで覆われ、「奇跡の水鳥」と書かれた看板がお目見えした。黒辺雅実・動物園長が「見ていただくことで命の大切さを改めて感じ、鳥インフル防止の大切さを発信したい」とあいさつし、飼育員がかごから2羽を放した。

 動植物園では16年11月末から4種、計13羽の鳥が感染し、このうち10羽が死んだ。ただ、残りの3羽に衰弱はなく、園内で隔離して飼育。1羽は老衰で死んだが、2羽を公開した。

 埼玉県戸田市から訪れたパート女性(52)は「鳥インフルから復活できるんだと生命力に驚いている。元気な姿が見られてうれしい」と話した。 (中山梓)

中日新聞朝刊(愛知) 7月6日付掲載

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