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ツヅラト峠整備へ 住民団体現地調査 熊野古道

2018年07月04日

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 世界文化遺産の熊野古道・ツヅラト峠(三重県北牟婁郡紀北町−同県度会郡大紀町)の環境を守ろうと発足した紀北側の登り口の住民団体「ツヅラト峠を世界につなぐ会」の関係者ら8人が、古道を歩いて調べた。

(写真)(左)世界遺産のツヅラト峠を調査するつなぐ会関係者 (右)老朽化して汚くなった道標

 初の本格的な活動。一行は1日、大紀町大内山の海抜360メートルから峠道を下った。約1.8キロの古道沿いには、100メートルおきにヒノキ製の道標が立っており、18基のうち10基近くが風雨にさらされて傷んでいるのを確認。写真撮影し「新しいものと取り換えたい」と話した。

 県によると、熊野古道・伊勢路の世界遺産登録を記念して八鬼山越え(三重県尾鷲市)など各峠に設置。古くなったものは毎年、新しくしている。県は現在、東紀州5市町(尾鷲、熊野、紀北、御浜、紀宝)を通じて、こうした道標の更新希望を募っている。

(写真)草が茂った古道沿いのめだかの学校の跡地を調べる関係者=いずれも三重県北牟婁郡紀北町で

 登り口近くには、かつて水田を利用したビオトープ「めだかの分校」もあった。メダカが泳ぎ、ハスやスイレンの花が古道客を楽しませたが、雑草で覆われていた。関係者らは池に水を引くための水源を見るなどした。岡本政夫会長(68)は「ぜひ復活させたい」と話した。

 (酒井直樹)

中日新聞朝刊(三重) 7月4日付掲載

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