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「サンショウウオ研究 世界で認められた」 岐阜高生が優秀賞

2018年06月09日

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 世界各地の高校生らが日頃の科学研究の成果を米国で発表した「インテル国際学生科学技術フェア」で、絶滅の恐れのある両生類カスミサンショウウオの保護に力を入れてきた岐阜高校(岐阜市)自然科学部生物班のメンバーが、優秀賞を受賞した。出場した3人は「先輩たちの積み重ねてきた研究の集大成が、世界で認められてうれしい」と喜んでいる。(鳥居彩子)

(写真)優秀賞を受賞した(左から)坂井さん、都竹さん、土田さん=岐阜市の岐阜高で

米国で成果発表

 出場したのは、いずれも3年の坂井さん(17)、土田さん(18)、都竹さん(17)の3人。カスミサンショウウオは環境省のレッドリストで絶滅危惧2(ローマ数字の2)類に指定されており、同部では2007年から保護に取り組んできた。

 フェアは5月中旬、米・ピッツバーグで開催。世界81カ国から集まった1792人が、研究成果を英語で説明し、研究手法やデータの解釈、独創性などの基準で審査を受けた。3人の研究は、カスミサンショウウオの生息地の特定方法を分析し、実際に新たな生息地を見つけたことが高く評価された。

 坂井さんは「ずっと頑張ってきたので、表彰台に乗った時は達成感でいっぱいだった」と振り返る。都竹さんは「自身の研究の意義を熱く話す他国の生徒からも刺激を受けた」とにっこり。

 大学でも生物の研究を続けたいという土田さんは「発表できたのも、部員や先生の助けがあってこそ。成果を後輩に引き継ぎたい」と話した。

中日新聞朝刊(岐阜) 6月9日付掲載

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