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ササユリ 素朴な美 伊賀・広瀬 住民ら獣害から守り開花

2018年06月08日

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 三重県伊賀市広瀬で住民らが保護しているササユリが開花を始めた。ササユリは伊賀市の花でもあり、淡い桃色や白色の花々は雨露にぬれ、素朴な美しさが引き立っている。花は10日ごろから見ごろを迎えそうで、20日ごろまで楽しめる。

(写真)咲き誇るササユリの花と中田さん=三重県伊賀市広瀬で

 獣害を防止するためのネットで囲まれた約820平方メートルの敷地に、200株ほどが植わっている。1年かけて1枚の葉をつけ、花が咲くには7年ほどかかるという。同市奥馬野地区長の中田厚さんは「地域でずっと大切にされてきた」と話し花を見つめていた。

 ササユリは近年、里山が荒れ、獣害などもあって数が減っている。1996年に当時の同県阿山郡大山田村で「大山田の花ササユリを育てる会」が発足し保護に乗り出した。高齢化などを理由に数年前から布引住民自治協議会が保護を引き継ぎ、環境保全部会や地元の区長会の約15人が草刈りなどをしている。(日暮大輔)

中日新聞朝刊(三重) 6月8日付掲載

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