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「森の防潮堤」から感謝の苗木 被災地植樹に協力 みよしの三五

2018年04月11日

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 自動車部品製造の三五(さんご)(愛知県みよし市)が東日本大震災の被災地の植樹に協力した感謝の印として、宮城県仙台市の一般社団法人森の防潮堤協会から苗木が贈られ10日、名古屋市熱田区六野1の同社施設「ECO35」で植樹が行われた。(横山大輔)

(写真)三五の研究拠点「ECO35」(後方)の周りに苗木を植える新入社員ら=名古屋市熱田区六野で

 協会は震災直後から津波被害を軽減する「森の防潮堤」をつくろうと取り組みを始めた。宮城県岩沼市の海岸沿い全長10キロの防潮堤「千年希望の丘」では、これまで30万本が植えられ、2020年には植林を終えるめどがついたという。

 この取り組みに三五は5年前からグループを挙げて苗木の育成で協力してきた。現地から種を取り寄せ国内8事業所で育て、今年分を含めて計2万本を届けた。植樹にも社員を派遣している。

 協会は各地への返礼に「復興支援ありがとうの森2020」の造成を計画。長期にわたり尽力してきた三五の施設で、最初に森づくりをすることになった。

 植樹に先立つあいさつで協会の日置道隆理事長は「津波で尊い命が奪われた。森が人々の命、財産、心を守っていく」と三五の貢献の意義を強調。ECO35の岡田文明館長に感謝の言葉を刻んだプレートを手渡した。

 協会が準備した苗木235本は、施設入り口脇の国旗掲揚塔周辺に、三五グループの新入社員51人が協力して植えた。施設は同社の創業の地で池などがある緑地になっている。

 岡田館長は「植林は自然を再生し、社員の心も豊かにすると考え、全社的に取り組んできた。この苗木も10年後には立派な森になる。被災地への支援は今後も続けていきたい」と話していた。

中日新聞朝刊(愛知) 4月11日付掲載

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