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昨年4〜8月 クマ出没過去最多 「子の近くには親がいる・・・」

2018年04月10日

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県庁で対策連絡会 春から初夏に情報増加

 福井県や市町の担当者らが参加した「ツキノワグマ出没対策連絡会」が9日、県庁で開かれた。2017年度の出没状況について報告があり、4〜8月の出没件数は283件で、統計を取り始めた04年度以来、最多だったことが分かった。県の担当者は、山に入る際は鈴を鳴らしたり、声を出したりするなどの対策を周知するよう呼び掛けた。 (小川祥)

(写真)子グマの標本を見せながらクマの出没状況を説明する県の担当者=福井県庁で

 県や各市町、県警の担当者ら約40人が参加した。県の担当者は、17年度のクマの出没件数は354件(前年度比6件増)だったが、4〜8月では283件(前年度同期比93件増)だったと報告した。冬眠から覚め、食べ物を求めて活動する春から初夏にかけてクマの出没情報が増加する傾向にあるという。

 近年は山菜を採る人などが減り、里山に人の手が入りにくくなっていることから、行動範囲を広げたクマと遭遇する可能性は高くなっており、人身被害が起きやすい状況になっているとも指摘。昨年、わなにかかった子グマに気を取られている間に親グマに襲われた男性の例を示し、「子グマの近くには親グマがいる。見つけたらそっと立ち去って」と警鐘を鳴らした。

中日新聞朝刊(福井) 4月10日付掲載

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