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「行ってこい」ヤマメ放流 加賀・東谷口小 小松の4小学校

2018年03月13日

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 石川県加賀市東谷口小学校の5年生7人は12日、同市横北町の動橋川で、昨年12月から校内で飼育してきたヤマメの稚魚を放流した。

(写真)ヤマメの稚魚を動橋川に放流する児童たち=石川県加賀市横北町で

 県内水面水産センターから約100個の発眼卵の提供を受け、児童らは水温を測ったり、ふ化した稚魚にえさをやったりして世話してきた。稚魚は体長3〜4センチに成長し、最終的に91匹が確認された。

 川沿いに並んだ児童たちはバケツに入った稚魚をゆっくりと川に放し「元気に大きくなれよ」「バイバイ」とちょっぴり名残惜しそうに手を振った。センターによると、稚魚の9割は川で成長し、1割が海に下って3〜4年後に再び川に戻ってくる。

 男子児童(11)は「みるみる大きくなって、面白かった。ヤマメについていろんなことを知ることができた」と話していた。

 (小室亜希子)

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 石川県小松市の4小学校の児童計50人は12日、自ら育てたヤマメの稚魚767匹を同市中海町の梯川に放流した。

(写真)元気に育つよう願いながらヤマメを放流する児童=石川県小松市中海町で

 中海小6年生、金野小3年生、西尾小3年生、波佐谷小4年生が昨年12月、県内水面水産センター(同県加賀市山中温泉荒谷町)から200匹ずつヤマメの発眼卵を譲り受け、世話した。1月にふ化し、3〜4センチの大きさになった。

 児童は十数匹ずつ、バケツに入れられたヤマメを「行ってこい」などと声をかけながら川に放し、元気に泳ぐ姿を見守った。中海小6年の男子児童(12)は「卵から育ててきたので、少し寂しい気持ちだけど、立派に育ってほしい」と話した。

 放流は住民有志の環境保護団体「おおかわの会」が企画し、今年で3年目。ふ化率は96%で過去最高だった。ヤマメは2年で親魚になる。一部は海に下りサクラマスになり、川に戻ってくる。

 (長屋文太)

北陸中日新聞朝刊(石川) 3月13日付掲載

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