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駒ケ根工業高の研究 最高賞 太陽光 活用に一役

2018年03月09日

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県教委の事業 最良の設置方位導く

 駒ケ根工業高の生徒たちが取り組んだ太陽光発電の研究が、長野県教委の2017年度信州自然エネルギー・環境教育支援事業で最高賞の最優秀賞に輝いた。 (長谷部正)

(写真)実験用発電パネルを前に最優秀賞受賞を喜ぶ市ノ瀬さん(右)ら=長野県駒ケ根市で

 受賞したのは、サイエンス同好会と情報技術科太陽研究班の共同グループによる「太陽活動の太陽光発電への影響と信州における高効率設置に関する研究」。昨年6月に県教委の支援事業に選ばれ、助成金30万円を活用して研究に励んだ。

 太陽光発電装置の最適な設置方法の特定と太陽活動が発電に及ぼす影響に関する調査を目的に、防水加工を施すことで屋外設置が可能な実験用発電パネルを作り、長期観測記録システムを開発。

 さらに、学校周辺の太陽光発電設備の設置状況を調査した上で、基礎実験結果や太陽軌道計算データなどを基に、実験用発電パネルの設置方位を真南、角度を23.5度とするのが最良との仮説を導き出した。

 18年度は仮説に基づいて実験用発電パネルを実際に設置し、長期観測データを蓄積、解析しながら設置方位、角度の最適値を求める。

 共同グループは4日に信州大理学部で行われた信州サイエンスミーティングの席上で表彰された。サブリーダーの笠原代伍さん(情報技術科3年)は「再生可能エネルギーの未来につながる研究として認められた」。リーダーの市ノ瀬英治さん(同)は「研究を受け継ぐ後輩たちには駒ケ根の地理的条件などに合った設置の最適地を特定してほしい」と期待を込めた。

中日新聞朝刊(長野) 3月9日付掲載

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