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郡上高生が獣害防護柵 八幡 広葉樹林再生へ実習

2018年01月12日

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 豊かな広葉樹林の再生に向け、郡上高校森林科学科の生徒が11日、岐阜県郡上市八幡町の同校演習林で、獣害防護柵を取り付ける作業を体験した。

(写真)苗木の獣害を防ぐ柵の取り付け作業を体験する生徒ら=岐阜県郡上市八幡町で

 荒れた雑木林をシイタケ作りの原木に使うコナラの林に変えようと、岐阜県立森林文化アカデミーや郡上農林事務所の協力で、3年生4人が年間を通して実習に参加。これまでに演習林の植生調査などを行っており、今回はシカによる苗木の食害を防ぐ対策を学んだ。

 生徒らは郡上農林事務所の職員らの指導で、樹脂製の保護材で苗木を覆ったり、シカの侵入を防ぐ柵を設置したりした。後日、苗木の食害状況を調べ、対策の効果を検証する。

 実習に協力した鳥獣被害対策アドバイザーの酒井義広さん(64)=同市和良町=は「若い人には将来、自然から人間の生活環境を守る担い手になってほしい」と期待。

 体験した生徒で、将来は林業に携わりたいと考えている男子学生(18)は「人が手を加えることで豊かな山が育つ。その方法をもっと勉強していきたい」と話していた。(林勝)

中日新聞朝刊(岐阜) 1月12日付掲載

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