
三重県松阪市早馬瀬町の漕代公民館で5日、新春子ども教室が開かれ、近くの漕代小学校の児童14人が廃油を使ったキャンドル作りを楽しんだ。
(写真)廃油を使ってキャンドルを作る児童たち=三重県松阪市の漕代公民館で
リサイクルに関心を持ってもらおうと、同館が主催した。環境保護に取り組んでいるボランティア団体「嬉野アイリス」の8人が講師を務めた。
子どもたちは鍋で熱した廃油に、細かく削った青や赤、黄色のクレヨンを入れて着色。凝固剤とラベンダーのアロマを加えた後、紙コップに流し入れてたこ糸を刺し、アロマキャンドルに仕上げた。
6年の女子児童(12)は「いい匂いで楽しかった。家でも簡単に作れそう」と話していた。(水谷元海)
中日新聞朝刊(三重) 1月6日付掲載