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シロバイ自生地 天然記念物に 岡崎市指定 希少野生動植物種にも

2017年12月28日

 愛知県岡崎市は26日、同市桜井寺町のハイノキ科の樹木「シロバイ」の県内唯一の自生地を市指定天然記念物に決めた。市は同日、シロバイを希少野生動植物種にも指定した。(森田真奈子)

 シロバイは常緑性で高さ7〜8メートルの小高木。国内では四国や九州など西日本には多く自生しているが、中部地方では珍しく、岡崎市が東端で、最も近い自生地は紀伊半島。

 市環境保全課によると、桜井寺町の自生地には、8576平方メートルに158本が生えている。絶滅のおそれがあることから、市自然環境保全条例に基づき、指定希少野生動植物種とした。

 指定に伴う遺伝子解析で、同町のシロバイは人為的な移植ではなく自生と確認された。調査に携わった愛知教育大の渡辺幹男教授(植物分類学)は「自生地のある額田地区には西日本と似た植物生態がみられる。今後も環境の特殊性に注目して研究を進めたい」と話している。

中日新聞朝刊(愛知) 12月28日付掲載

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