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ニホンイシガメ放流 園児ら 岐阜大淡水生物園で

2017年09月14日

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 日本固有の希少種、ニホンイシガメの放流会が13日、岐阜大にある淡水生物園であった。

(写真)池に子ガメを放す園児=岐阜大で

 同大応用生物科学部動物繁殖学研究室が企画。同園で昨夏に生まれ、研究室で育てた子ガメ約20匹を、岐阜大学保育園の園児が手に取って水に放した。

 ニホンイシガメは環境省の準絶滅危惧種に指定され、地域によって急激に生息数が減っている。水質の悪化や外来種の増加、ペットとして人気がある中国などへの輸出のため、乱獲されていることなどが原因とされる。

 同大近くを流れる伊自良川や構内の水辺でも、外来種のミシシッピアカミミガメが大量に繁殖していた。2010年から数百匹を駆除し、11年に在来種の保全のため淡水生物園を造成。わずかに捕獲できたニホンイシガメを放し、繁殖と生態の研究を続けている。

 同研究室の楠田哲士准教授は「本当に絶滅の危機となる前に、状況を知ってもらい、規制の動きが進めば」と話している。(井上仁)

中日新聞朝刊(岐阜) 9月14日付掲載

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