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ヒツジ 獣害対策に一役 信楽・宮尻の休耕田で人気

2017年08月10日

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 滋賀県甲賀市信楽町宮尻の休耕田で、獣害対策や環境保全のために県から貸し出された2匹のヒツジが人気を集めている。見える範囲にはイノシシやシカ、サルなどが近づかない。支柱に長いロープでつながれて休耕田に生い茂る草をはみ、虫の発生も防いでくれるという。

(写真)関谷さん(左)と小山さんに連れられ草をはむヒツジたち=滋賀県甲賀市信楽町宮尻で

 県畜産技術振興センター(同県蒲生郡日野町)は10年ほど前から、獣害に遭いやすい集落に家畜を貸し出している。山林に囲まれ、田んぼや茶園が広がる宮尻区も、一昨年にヒツジ2匹を借りて効果が見られたため、昨年はヤギ2匹をレンタル。3年目の今年は5月下旬にヒツジ2匹がやってきた。

 地元では地名にちなみ、2匹に「ミー」「ヤー」と名付けて親しんでいる。前を流れる信楽川に県内外から川遊びに訪れる家族連れも、一緒に写真を撮るなどの人気ぶりだ。

 「近く看板を手作りしてPRしたい」と、宮尻農業組合長の小山茂樹さん(59)。「宮尻環境保全の会」の会長関谷武治さん(62)は「何もないよりヒツジがいるほうが、田舎ののどかな感じがして良い」と話す。ヒツジは10月末まで貸し出される予定。(築山栄太郎)

中日新聞朝刊(滋賀) 8月10日付掲載

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