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涼しげ イタセンパラ 一宮 天然記念物の淡水魚

2017年08月04日

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 木曽川に生息する国の天然記念物で、絶滅危惧種の淡水魚イタセンパラの飼育展示が、愛知県一宮市役所などで始まった。涼しげに泳ぐ日本の固有種の姿に来庁者が目を留めている。

(写真)水槽で元気に泳ぐイタセンパラを眺める生徒たち

 イタセンパラは体長10センチほど。国内では濃尾平野、富山平野、大阪平野の限られた地域に生息する。生息環境の悪化などで環境省のレッドリストの中で、絶滅の恐れが極めて高い絶滅危惧1(ローマ数字の1)A類に指定されている。

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 飼育展示は同市尾西歴史民俗資料館が存在を知ってもらい、保護意識を醸成しようと2014年から同資料館などで実施。今年は環境省やイタセンパラを保護増殖している岐阜県水産研究所の協力で、市役所や尾西第一中学校など市内8カ所でそれぞれ10匹程度を秋ごろまで展示する。

(写真)国の天然記念物に指定されているイタセンパラ=いずれも愛知県一宮市役所で

 1日に市役所で職場体験をしていた同市大和中学校2年の男子生徒(14)は「小さくてかわいい。イタセンパラがすみつづけられる環境を守っていきたい」と話していた。(山本真嗣)

中日新聞朝刊(愛知) 8月4日付掲載

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