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越前水仙畑、文化財に 3地区想定 福井県が申請準備へ

2017年08月04日

 福井県は越前海岸に広がる越前水仙畑が、2020年度に国の文化財「重要文化的景観」に選定されることを目指している。2日には専門家から意見を聞く有識者検討会を設置し、申請に向けた準備を本格化させた。福井市下岬、越前町上岬、南越前町糠(ぬか)の3地区の申請を想定している。

 重要文化的景観は05年に設けられた文化財の新類型。生活やなりわい、地域の風土により形成された人と自然が織りなす「景観の文化財」で、棚田や水郷など全国51件が選定済み。県内ではまだない。

 有識者検討会は、県が本年度から2年間かけて行う水仙畑の歴史や守っていくための手法をまとめる「保存調査」と、その結果を基にした報告書づくりに、アドバイスする役目を担う。この日の初会合は県庁であり、名城大の丸山宏教授を会長に選んだ。

 県は文化的景観に想定する具体的エリアとして、水仙畑が集中する3市町の3地区を初めて挙げた。日本海を望む急斜地で、毎年12月〜2月には寒風の中でりりしく咲き誇る水仙を見られる。

 (尾嶋隆宏)

北陸中日新聞朝刊(福井) 8月4日付掲載

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