CHUNICHI Web 環境ニュース

一覧

伊勢志摩国立公園 横山展望台 眺めアップ 9月に休憩所新築着工

2017年07月13日

環境省整備計画来年7月にも開館

 環境省が整備を計画している、伊勢志摩国立公園の横山展望台(三重県志摩市阿児町)の休憩所の新築工事が、9月にも始まることが分かった。休憩所は来年3月中に完成予定で、周辺の駐車場や遊歩道の整備も合わせ、来年7月末に全面供用される見通しだ。 (大山弘)

 同省は昨年7月、国立公園を目当てに来日する外国人観光客を増やそうと、「国立公園満喫プロジェクト」を発表。伊勢志摩国立公園は、特に重点的に予算を掛け魅力アップに取り組む8公園の1つに選ばれている。

 横山展望台に建つ休憩所は、木造2階建て、延べ床面積は148平方メートル。眼下に英虞湾を一望でき、館内には飲み物などを提供する「天空カフェ」も設ける。屋外には、斜面に張り出した展望テラスも新築する。

 中部地方環境事務所自然環境課の担当者は「横山展望台で写真を撮るだけで帰るのではなく、英虞湾に浮かぶ真珠養殖のイカダなど、人間の営みと自然が共存してきた『里海』の様子を楽しみ、公園全体を楽しむきっかけにしてほしい」と期待する。

 休憩所と展望テラスの工事は3月に終わる見通しだが、道路の改修工事が7月までかかる見込みで、開館時期は現在検討中という。

 2015年に伊勢志摩国立公園を訪れた外国人は3万3000人。国や県などが作った計画では、東京五輪・パラリンピックが開かれる20年には、年間10万人が訪れることを目標に掲げる。横山展望台以外にも20カ所を特に眺めの良い「ビューポイント」に指定した。

 国や県は、展望台の整備のほか、案内表示に外国語を取り入れ、トイレを洋式化するなどのハード面の整備も進める。地元市町も、外国人受け入れ強化につなげるため民間事業者の人材育成などに参加する。

 横山展望台は、伊勢志摩サミットの主会場となった賢島などが一望できる、伊勢志摩国立公園随一の観光名所。世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」が3月に発表した「日本の展望スポットランキング」では、10位にランクインしている。

中日新聞朝刊(三重) 7月13日付掲載

2016 愛知環境賞

第75回 中日農業賞

地球のいのち、つないでいこう

中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ 記事全文へ バックナンバー一覧 記事全文へ 一覧 一覧 一覧 一覧 一覧 一覧