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佐奈川を美しくする会 多気 アゼオトギリ 増やそう 絶滅危惧種 夏に黄色の花

2017年06月18日

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 三重県内では三重県多気郡多気町を流れる櫛田川の支流、佐奈川の河川敷だけに自生する絶滅危惧種のアゼオトギリを増やそうと、町内の環境美化団体「佐奈川を美しくする会」は17日、河川敷に苗を移植した。

(写真)絶滅危惧種のアゼオトギリ(手前)を移植する会員ら=三重県多気郡多気町の佐奈川河川敷で

 会員の町内在住、在勤者ら13人がスコップを使い、2平方メートルほどのエリアに20株を植えた。苗は会員が自宅で挿し枝をして育て、小さい緑色の葉が茂る。扇田栄夫会長(73)=同町兄国=は「全国的に貴重な植物。絶やすことなく増やしたい」と話した。

 アゼオトギリはオトギリソウ科の多年草。日当たりの良い湿地に生え、地面をはうように伸び、7、8月に直径1センチほどの黄色い花が咲く。

 県内では長年絶滅したとされていたが、2014年に佐奈川で48年ぶりに自生が確認された。

 繁殖方法が詳しく分からない中、佐奈川を美しくする会や国土交通省三重河川国道事務所(津市)が毎年、移植に取り組んでいる。

 (作山哲平)

中日新聞朝刊(三重) 6月18日付掲載

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