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希少ハンミョウ 保護へ活動計画 市民団体が総会

2017年04月16日

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 希少昆虫のイカリモンハンミョウと、その生息地の保護活動を行っている団体「プロジェクト・アイ」は15日、石川県羽咋市上甘田公民館で総会を開き、環境調査や保全活動などの事業計画を決めた。総会に先立つ講演では、生息する海岸の砂の特徴が示された。

(写真)能登はんみょう海岸の砂の特徴を紹介する百瀬年彦准教授=石川県羽咋市上甘田公民館で

 イカリモンハンミョウは本州では羽咋市の柴垣海岸から同県羽咋郡志賀町の大島海岸にかけてだけ生息する。体調1.2〜2センチほどで、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種I類に分類されている。プロジェクト・アイは、公募により、生息する海岸を「能登はんみょう海岸」と名付けて活動している。

 講演で、県立大生物資源環境学部環境科学科の百瀬年彦准教授が「能登の土と砂」と題して話した。イカリモンハンミョウが生息できる環境の貴重さを、「宝の砂」と表現し、砂の特徴として、晴天が続いても地表面が乾きにくいことや、冠水しても巣穴構造を維持できるなど、イカリモンハンミョウにとっての2つの利点を挙げた。

 百瀬准教授はまた、生息する海岸が手取川の上流域の影響も受けるので、「どのように守るか一緒に考えたい」と問いかけた。

 (小塚泉)

北陸中日新聞朝刊(石川) 4月16日付掲載

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