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「ゆりかご水田協」が大賞 日本農業賞食の架け橋の部

2017年03月15日

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 地域ぐるみで魚がすみやすい環境での米作りに取り組んでいる「栗見出在家町魚のゆりかご水田協議会」(滋賀県東近江市)が、全国農業協同組合中央会(JA全中)などが主催する日本農業賞食の架け橋の部で大賞を受賞した。関係者が14日、県庁を訪れ、三日月大造知事に報告した。

(写真)日本農業賞食の架け橋の部の大賞受賞を三日月知事(中)に報告した栗見出在家町魚のゆりかご水田協議会の関係者=同県庁で

 魚のゆりかご水田では、排水路に魚道を設置。琵琶湖から上ってきたニゴロブナやナマズに水田で産卵、成長させている。10年前に3ヘクタールで始め、現在は10倍の30ヘクタールで作付けしている。収穫したコメはJAグリーン近江の販売所「きてかーな」(同県近江八幡市)で販売している。今年から日本酒も仕込んでいる。

 魚のすみやすい水環境を保つため、農薬や化学肥料の使用を抑えるなど、環境にこだわった農業を推進。集落や地元小学校の子どもたちの環境学習の場としても提供してきた。

 報告を受けた三日月知事は「世界農業遺産の認定を目指す県にとっても、うれしいニュース」と喜んだ。協議会代表の村林又蔵さん(69)は「次世代に生き若い人たちに引き継いでいきたい」と話していた。

 協議会は、2012年に中日農業賞の特別賞も受賞している。(角雄記)

中日新聞朝刊(滋賀) 3月15日付掲載

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