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白鳥川の生物 図鑑で会おう 近江八幡 景観保全団体が発刊

2017年03月15日

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 滋賀県近江八幡市内の中央を南北に流れる白鳥川を愛し、景観保全に取り組む市民ボランティア団体が、流域に分布する植物や水中生物などを紹介した図鑑「白鳥川の生き物たち」(A4判、74ページ)を発刊した。自然豊かな白鳥川を訪れてほしいと願うメンバーの思いがこめられている。(前嶋英則)

 (写真)図鑑を編集した白鳥川の景観を良くする会のメンバー=近江八幡市役所で

 団体は「白鳥川の景観を良くする会」。会社を定年退職した市内の男性が11年前に結成。毎年雑草が生い茂る川沿いの除草やごみ拾い、桜の咲く時期に川沿いの遊歩道にぼんぼりを飾ったり、初夏に130匹のこいのぼりを川渡ししたりと交流イベントを続ける。

 図鑑は、会の生き物発見・学習支援班の3人が2013年9月から2年ほどかけて調査した内容をまとめた。市内のJR琵琶湖線の線路から琵琶湖河口まで5キロの両岸に分布する140種の植物や飛来した30種の野鳥、地元の桐原東小5年生が環境体験学習で採取した水中生物22種などをカラー写真で紹介している。

 調査日数は48日間。植物は専門家の監修を受け、花と実をそれぞれ写真で紹介したほか、桜並木の12種類の樹木、有毒植物のヨウシュヤマゴボウの名前を赤色で記すなどの配慮もみられる。

 佐藤成宣編集長(69)は「白鳥川に足を運び、関心を持ってもらうきっかけになれば。できれば、保全活動にも参加してほしい」と話していた。

 600部印刷し、市内の図書館や小学校、コミュニティセンターに配布した。希望者は1冊500円で販売する。(問)事務局=0748(37)5146

中日新聞朝刊(滋賀) 3月15日付掲載

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