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かわいいヤマメ 旅させよ 小松の4小児童 梯川に放流 氷で水温調節 育成法を工夫

2017年03月14日

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 石川県小松市内の4小学校の児童たちが13日、自分たちで育てたヤマメの稚魚を同市中海町の梯川に放流した。一部は海に下り、50〜60センチに成長したサクラマスになって3年で川に戻ってくるという。(竹内なぎ)

(写真)ヤマメの稚魚を放流する児童ら=石川県小松市中海町の梯川で

 住民有志でつくる環境保護団体「おおかわの会」が主催した。中海小の6年生26人、金野小の5年生7人、西尾小の3、4年生6人、波佐谷小の4年生12人が「いってらっしゃい」「大きくなってね」などと声を掛けながら、バケツに入った稚魚を川に放った。

 4校は昨年12月中旬、各200匹分のヤマメの発眼卵を同会などから受け取り、ふ化させて3〜4センチになるまで飼育した。

 昨年度に放流できた稚魚は発眼卵の半数ほどだったが、今回は8割弱にあたる約600匹の元気な稚魚を放流することができた。生存率を上げようと、同会と県内水面水産センターが卵の配布前に児童にヤマメの生態を学習する会を開いたり、各校を訪れて餌やりや水温調節の助言をしたりしたのが奏功した。

 波佐谷小4年の女子児童(10)は「水温が上がらないよう氷を入れて調節するのが大変だった。中学生になった時、魚が川に帰ってくるのが楽しみ」と話していた。 

北陸中日新聞朝刊(石川) 3月14日付掲載

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