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ホクリクサンショウウオ 28年連続で産卵確認 富山市ファミリーパーク

2017年02月07日

 富山県富山市ファミリーパーク(同市古沢)は6日、園内で繁殖している絶滅危惧種の両生類「ホクリクサンショウウオ」の産卵を、今季初めて確認したと発表した。1990年の最初の確認以来、28年連続。

 職員が4日、山中の水たまりに産み付けられているのを見つけた。卵120個ほどが、「卵のう」と呼ばれる袋一双(対)に入っている。昨年は2〜3月に卵のう23双を見つけており、最初の発見は同じ時期だった。今年も同程度の産卵が見込まれるという。

 園によると、ホクリクサンショウウオは富山、石川両県に生息する。富山県内では山林開発などの影響で、生息環境が急速に悪化している。担当者は「ホクリクサンショウウオは固有の遺伝子を持ち、絶滅したら再生できない。安定的な繁殖を続けたい」と話す。

 園内の産卵場所や発見された卵は、生息環境を保護する必要があるため、非公開という。 (山本真士)

北陸中日新聞朝刊(富山) 2月7日付掲載

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