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水素エネルギー活用 八百津町が発電など推進

2016年12月20日

 岐阜県賀茂郡八百津町は来年から、水素エネルギーを活用したまちづくりを本格的に進める。水素で電気や温水を作り、町内の公共施設や産業施設などに供給するプロジェクト。中山間地で必要なエネルギーを自給自足できる仕組みづくりを目指す。 (平井一敏)

 町によると、太陽光や木質バイオマスなどの再生可能エネルギーを活用して発電するとともに、その電気を使って水素を作り貯蔵する。その水素を新型の燃料電池によって再び電気と熱に変え、供給するという。

 このプロジェクトは10月、自治体の分散型エネルギーインフラ整備を後押しする総務省のモデル事業に選ばれた。水素活用のプロジェクトとしては全国初で、国から町に委託費2400万円が交付されることになった。

 町は本年度中に基本計画をまとめ、県や岐阜大、同町久田見に水素貯蔵施設を持つ清流パワーエナジー(岐阜市)などと連携して取り組む。まずは来年2月ごろから、町役場などに燃料電池で電気を供給する実証実験を開始。来年度以降、木質バイオマスボイラーや水素製造装置などを順次導入する。

 町の担当者は「停電時も自分たちで電力を確保できるようになれば、地域の防災力が高まる。町のブランド力の向上や新たな産業、雇用の創出にもつなげたい」と話している。

中日新聞朝刊(岐阜) 12月20日付掲載

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