中部エリアの環境ニュースや取り組み、エコイベント情報を発信します。
2017年09月07日
栃木県小山市の田園地帯で1日、急旋回を繰り返して巧みに飛び回るツバメチドリ。
飛んでいる姿はまるで大きなツバメのようだ。空中の虫を捕らえているのだろう。群れは4羽。長い時間、休耕田の草陰で翼を休めていた。時々トンボやバッタを捕食。5時間後、やっと数分間飛んでくれた。
旅鳥または夏鳥として渡来するチドリ目ツバメチドリ科。夏羽はのどが淡い黄白色で、黒い線の縁取りが印象的だ。「クリリ」「キリリ」と鳴く。全長25センチ。
堀内洋助(ほりうち・ようすけ):東京新聞(中日新聞東京本社)編集局写真部部次長
本紙に「続・渡良瀬有情」と「渡良瀬の色」を10年間連載。写真集は日本新聞協会賞を受賞した「渡良瀬有情」「富士異彩」、「翔(と)べカルガモの子よ」(いずれも共著)など。15年目を迎えた「探鳥」は東京新聞の首都圏情報を紹介する≪ゆめぽっけ≫で連載中。
このページのトップへ