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中部大学「キャンパスエコミュージアムプロジェクト」

恵まれた自然環境が作る理想的な学びの場

 8月6・7日、中部大学で「キャンパスエコミュージアムプロジェクト」の一環として、「あいち森と緑づくりモデル事業地」の見学会をキャンパス内で実施。事業の具体的な内容に関して、応用生物学部環境生物科学科の南基泰教授の解説とともに、ツアーは始まった。

  「まずこの事業地は、間伐の方法に特徴があります。入り口の樹木は、常緑樹以外は全て伐採。そのため暗い森が広がっています」対照的に、その先に広がるのは、見晴らしの良い森だ。大部分の樹木を伐採したこの区域では、樹木の再生速度を観察し、得たデータを土地の整備計画を立てる際に利用している。

 さらに奥へ進むと、動物にとって理想的な森が現れる。具体的には、高木、中木、低木の三層構造の樹木が広がる森だ。ここでは、様々な生活スタイルを持つ動物が快適に暮らせる空間が作られている。

 ツアーの最後には、世界的に見ても非常に貴重な植物を観察することができた。「これはトウカイコモウセンゴケと言い、愛知万博の開催地が、この植物の保全を優先に決められたと言われるほどの貴重な植物です」

 大学では、キャンパス内の緑を活かした多様な自然資源と学びの場を、科学的な基礎データを得るためだけではなく、幼児教育の場としても活用。1つの事業地を様々な分野において活用できるのも、総合大学ならではと言える。

ホームページ:中部大学

COP10開催期間中 「生物多様性交流フェア」で活動の成果をアピール
【これまでの取組み】
2010年9月18日 「環境―地域から世界へ、世界から地域へ」シンポジウム開催 
高校生とともに描く、未来のゆめ『高校生理科分野の自由研究』
2010年8月6・7日 あいち森と緑づくりモデル事業地の見学会
2010年5月22日 里山と超伝導・持続可能エネルギー研究施設見学ツアー

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