わが社のエコチャレ!

名古屋鉄道株式会社 エコハイキング 伊良湖の海に抱かれて楽しくエコを学べるスローな一日バスハイキングツアーへ!

海浜植物にエコを学ぶ

環境カウンセラーが海浜植物についてレクチャー
美しい恋路ヶ浜に感激しつつ、ウォークはクライマックスへ

環境カウンセラーの梶野保光さんが海浜植物について解説をしてくれた。熱心に聞き入るツアー客たち。

 灯台の下では、環境カウンセラーの梶野保光さんによる海浜植物のガイドが行われました。伊良湖岬は、黒潮に乗って運ばれてきた海浜植物の宝庫。ハマヒルガオ、ハマニガナ、コマツヨイグサ、ハマボッス・・・。砂地に生えている植物を指差しながら、ひとつひとつ名前を教えてくれます。「海辺には海辺の生態系があり、それを守っていかなくては。」と梶野さん。砂を飛ばされにくくし、砂浜を保つという重要な役割を果たしている海浜植物。絶滅危惧種なども多く貴重なこれらの植物を、外来植物などから守っていく必要性を説明してくださいました。「強い潮風や夏の乾燥など海辺の環境は厳しいので、対応できる外来植物は少ない。それが救いですね。」海浜植物の生命力の強さに、みな驚いていました。

伊良湖岬灯台から日出石門まで、約1kmにわたって続く「恋路ヶ浜」。ムード満点の散策スポットだ。

 そして高貴な男女の恋の伝説が由来だという「恋路ヶ浜」へ。太平洋の荒波を受けて湾曲する美しい砂浜が広がっています。散策したり、ベンチに座って海を眺めたり。ここではちょうど、名古屋鉄道のスタッフによる清掃活動も行われていました。さすがは「エコハイキング」です。

「万葉の歌碑」には、天武朝の皇族麻積王が伊良湖に流されたときに詠んだ歌が刻まれている。

 感心しながら、原生林が茂るサイクリングロードをぐるりと歩いて「万葉の歌碑」に立ち寄り、ついにゴールの「伊良湖ガーデンホテル」に到着。ホテルの駐車場には、田原市の公用車として利用されているという廃食用油リサイクル燃料車が停まっており、職員の方が説明をしてくださいます。そして最後に、菜の花の種や切符をリサイクルして作ったというトイレットペーパーなどをおみやげにいただき、帰りのバスに乗り込みました。

 栽培漁業、海浜植物、田原市や名古屋鉄道の環境への取り組みについて楽しく学びながら、伊良湖岬の見どころにもめいっぱいふれられる大満足のハイキングでした。今後もさまざまな土地へのエコハイキングを計画しているそうなので、みなさんもぜひ参加してみてください。

伊良湖岬で見られる海浜植物

砂浜に可憐な花を咲かせるハマヒルガオ。種が大きくて軽いため海流によって運ばれやすく、渥美半島のいたるところで見られる。

濃い紫色の花をつけるハマエンドウ。花や実がエンドウに似ていることからこの名が付いたという。

海岸の岩場や崖地に生えることの多いハマボッス。光沢のある葉は、環境条件が厳しいほど厚くなるとか。

やさしい黄色の花を咲かせるコマツヨイグサ。名前の由来は、マツヨイグサ属の中で最も花が小さいことから。


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