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AQUA SOCIAL FES!!2014〜愛知の豊かな海を守ろう〜

AQUA SOCIAL FES!!2014〜愛知の豊かな海を守ろう〜

 昨年に引き続き全国各地で開催されており今年で3年目を迎える環境保全プログラム「AQUA SOCIAL FES!!」。愛知県では今年、「愛知の豊かな海を守ろう」をテーマに掲げ、2回にわたってプログラムが展開されました。7月に行われた佐久島の水辺にアマモを植える活動に続き、10月25日(土)に開催された第2回では藤前干潟での清掃活動を体験しました。

豊かな自然と人とをつなぐ藤前干潟を、美しく守るために

 潮の満ち引きで多彩な環境が作られ、「ラムサール条約登録湿地」として知られる藤前干潟。日本有数の渡り鳥の渡来地としても知られています。この都心部に残された貴重な自然を守り、環境保全について考えようと、干潟や流域の河口部では毎年「藤前干潟クリーン大作戦」が開催され、清掃活動に力を注いでいます。

 「AQUA SOCIAL FES!!」としての団体参加も、はや3回目。当日は秋晴れの青空の下、多くのボランティアスタッフがクリーン作業に爽やかな汗を流しました。開会式ではなごや環境大学の高田さんが「ゴミ拾いの中で、干潟での時間を生き物たちと共有しましょう。そして干潟の心地よさが川をわたって町へと届くとよいですね!」とご挨拶。清々しい雰囲気の中、午前10時過ぎから清掃活動が始まりました。

ゴミ拾いを通じて、人が環境に与える影響を実感

 参加者たちが堤防から干潟の岩場へ降り立ち、ゴミ拾いに取りかかります。岩と岩の隙間をのぞくと、空き缶や菓子袋、ぼろぼろの靴にテニスボールや洗面器まで! 予想外のごみの出現にあちこちで驚きの声が上がりつつ、あっという間にごみ袋は満杯に。参加者からは「こんなにも人間が環境を汚しているのだと分かってショック…」「大きいごみはもちろん、小さなゴミも動物が口に入れてしまったらかわいそう」「まずは食べ物を残さず食べて食材も無駄にしないなど、できることから心がけたい」などという感想が次々と。人間が環境に与える影響をあらためて実感し、自分たちがこの先すべきことを再認識している姿が印象的でした。

陽光に輝く干潟を眺め、自然と共生する未来を誓う

 回収場所に集められ、積み上げられて山となった数十袋のごみ袋、ロープや大きな板といた廃棄物の数々に、達成感をにじませる参加者たち。清掃活動を終え、額の汗を拭きつつ昼の陽射しにきらめく干潟を眺めてほっとひと息。「こんなにもゴミが落ちていることに気づけたのも、すごくよかった」、「子どもはまだ小さいのでゲームのように楽しんでいましたが、身近な自然を守れる人に育ってほしい」などという感想が飛び交います。閉会式では「次回はたくさんの友人を誘ってまた参加したいです」と、愛知淑徳大学ボランティアスタッフの杉浦さんの晴れやかな笑顔も印象的で、それぞれが藤前干潟の自然の貴重さを見つめなおすひとときに。2014年の第二回目が、大きな拍手とともに締めくくられました。

集合場所の藤前干潟活動センター。生息する生き物についてなど、藤前干潟について学べる施設だ。

集合場所の藤前干潟活動センター。生息する生き物についてなど、藤前干潟について学べる施設だ。

たくさんの参加者たちがそろいのユニフォームで開会式に参加。気持ちを一つに。

たくさんの参加者たちがそろいのユニフォームで開会式に参加。気持ちを一つに。

次々と堤防から干潟の岩場へ降り立っていく参加者たち。

次々と堤防から干潟の岩場へ降り立っていく参加者たち。

錆びついた瓶を岩場から発見!「宝探しのよう」と夢中になる参加者。

錆びついた瓶を岩場から発見!「宝探しのよう」と夢中になる参加者。

「私が海に来たくて」と家族で愛西市から参加。「環境についても見つめなおす機会にしたいです」。

「私が海に来たくて」と家族で愛西市から参加。「環境についても見つめなおす機会にしたいです」。

「こんなものが!」と瓶ケースを拾って驚く女性。

「こんなものが!」と瓶ケースを拾って驚く女性。

仲間で参加の男性グループ。気合いは十分!

仲間で参加の男性グループ。気合いは十分!

岩場のずっと奥の方にもさまざまなゴミが…。拾うのにも一苦労。

岩場のずっと奥の方にもさまざまなゴミが…。拾うのにも一苦労。

岩場を注意深く移動しながら各自、ゴミ拾いに精を出す。

岩場を注意深く移動しながら各自、ゴミ拾いに精を出す。

Facebookで情報を得て安城市から参加の父子。「休日の過ごし方の選択肢として、ボランティアが定着してきました」とにっこり。

Facebookで情報を得て安城市から参加の父子。「休日の過ごし方の選択肢として、ボランティアが定着してきました」とにっこり。

「自然界には存在しない色」というのがゴミを探す目安の一つ。

「自然界には存在しない色」というのがゴミを探す目安の一つ。

回収場所に山となって積み上がったゴミ袋の数々。

回収場所に山となって積み上がったゴミ袋の数々。

参加者には最後に「感謝状」が配られた。「いい汗をかきました!」と達成感。

参加者には最後に「感謝状」が配られた。「いい汗をかきました!」と達成感。

AQUA SOCIAL FES!! 2014 第1回

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