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AQUA SOCIAL FES!! 2014

AQUA SOCIAL FES!!2014〜愛知の豊かな海を守ろう〜

 「AQUA SOCIAL FES!!」とは、トヨタのコンパクトハイブリッドカー「AQUA」にちなみ、全国各地で行われている様々な環境保全プログラムです。3年目となった今年、愛知県では「愛知の豊かな海を守ろう」をテーマに、2つのプログラムを展開。7月13日(日)に開催された第1回目では、初開催となる佐久島を舞台に、水辺にアマモを植える活動が行われました。

「海のゆりかご」となるアマモ場を蘇らせる移植作業

 三河湾に浮かぶ佐久島は、コンビニや信号機がなく昔ながらの風景が残る半農半漁ののどかな島。「佐久島の海をもっと豊かにしたい!」という島の中学生が中心となって、2002年からアマモ場を蘇らせる活動が行われています。魚が卵を産みつけることから「海のゆりかご」とも呼ばれるアマモの定着場所を増やすことで、魚の種類を増やし漁場をより豊かにしようという試みです。

 当日は朝からあいにくの曇り空でしたが、集合場所である佐久島船乗り場には続々と参加者が集まり、100名以上が佐久島へと出発。30分ほどの船旅を楽しみ、到着した佐久島東港からまずは徒歩で大浦海水浴場へ。迎えてくれた地元のボランティアさんの中には中学生の姿もたくさん。島の中学生たちに、作業についてレクチャーを受け、いよいよ活動開始です。

海の生き物とふれ合いつつ作業の大切さを実感

 まずは大浦海水浴場に自生するアマモを抜く作業からスタート。移植用の苗にするために、根を切らないようていねいに掘り起こし、アマモを海底に定着させるための麻製ポットに植え替えていきます。声を掛け合いながら次々と収集した苗が運ばれていくのは移植先の入ヶ浦湾。参加者たちも一斉に徒歩で移動し、いよいよ移植作業です。アマモは海水がゆったりある場所の方が育ちやすいため、もものあたりまで水に浸かった参加者たちが夢中で海底にアマモを植えていきます。
また、海辺にはヤドカリやカニといった小さな生き物の姿もたくさん。楽しそうにたわむれつつあらためて海を守ることの大切さを実感するなど、環境問題を身近に感じるきっかけになったようです。

アマモの新たな定着に思いを馳せつつランチ&海遊び

 時に雨に打たれながらの懸命の作業を終えた参加者たちには、手作りの昼食が振る舞われました。皆で達成感をかみしめながら、島のお母さんたちの手作りの味を楽しみます。目の前には砂浜と海が広がり、開放感たっぷり。食事を済ませるやいなや、海に向かって駆け出す子どもたちの姿も。

 閉会式では「いつまでも海の生き物が元気に暮らせて、子供たちも安心して遊べる環境であってほしい」という言葉が参加者代表から述べられ、拍手とともに参加者の心もひとつに。「今日、アマモを植えた場所がどんなふうにきれいになっていくかとても楽しみ」という声が聞かれるなど、「AQUA SOCIAL FES!!」のプロジェクトの精神がしっかり伝わっていることが感じられました。

市営定期船で出発。海風を感じながらの船旅だ

市営定期船で出発。海風を感じながらの船旅だ

島の中学生がアマモの移植作業についてレクチャー

島の中学生がアマモの移植作業についてレクチャー

自生しているアマモを抜き、麻製ポットに植え替え

自生しているアマモを抜き、麻製ポットに植え替え

皆で協力してたくさんのアマモの苗を収集できた

皆で協力してたくさんのアマモの苗を収集できた

大浦海水浴場から移植先の入ヶ浦湾へと移動

大浦海水浴場から移植先の入ヶ浦湾へと移動

アマモをなるべく海水の豊かな場所に移植していく

アマモをなるべく海水の豊かな場所に移植していく

「たくさん植えるぞ!」とはりきる参加者たち

「たくさん植えるぞ!」とはりきる参加者たち

アマモをしっかり海底に定着させるため、シャベルで掘り起こして植える

アマモをしっかり海底に定着させるため、シャベルで掘り起こして植える

海辺のヤドカリやカニなどとふれあうのも楽しい

海辺のヤドカリやカニなどとふれあうのも楽しい

手作りのおにぎりと味噌汁をいただきながら健闘をたたえ合う

手作りのおにぎりと味噌汁をいただきながら健闘をたたえ合う

閉会式では参加者の少年からも感想が述べられた

閉会式では参加者の少年からも感想が述べられた

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